• ベース(ESP AM J-5)を導入しました。
  • 2018/01/22
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  • サウンドの輪郭を損なうことなく超低域の音をイメージ通りに再現可能な正にモンスターベース(ESP AM J-5)を導入しました。

    ESP AM J-5とは


    ESP社より発売された、5弦アクティブベースがこのAM J-5になります。
    仕様を聞いただけで容易に想像ができるのですが、唸る重厚な低音とゴリゴリしたサウンドととにかく相性が良いです。

    近年は5弦ベースを使用した楽曲も増えてスタンダードになりつつありますが、肝心のベース自体の造りが良いものは市場に流通している数に対して多くはありません。
    というのも、5弦ベースはその構造上4弦ベースに比べて複雑な造りとなっており、安価な5弦ベースでは音のバランスが悪くなりがちなのが現状です。
    その点このAM J-5は、以下の特徴により理想的なバランスを保っています。

    AM J-5の特徴


    ・指板が各フレットに対して理想的なアーチを描いており、ハイフレットでの弦高のバランスが良い。
    弦高のバラツキが少ないということは、従って変にピッチが狂うことがありません。
    弾いてもらえばすぐに実感ができると思いますが、驚く程に手に馴染み圧倒的な弾きやすさを実現しています。

    ・各弦の出力のバランスが良い。
    5弦ベースによくありがちなことの一つに、5弦の出力が他の弦の出力とバランスがとれておらず弦移動を伴うフレーズを弾くと違和感を感じてしまうことです。
    しかしAM J-5は各弦の出力に関してしっかりとした設計がされているため弦移動の激しいフレーズであっても自然な推移が可能となっています。

    ・アクティブ~パッシブまで自由な音作りが可能。
    これは、AM J-5独自の作りに起因しています。
    アクティブ回路を搭載しているAM J-5ですが、ピックアップはパッシブなものを採用しています。
    よって、AM J-5本体に搭載されている2 Band EQのコントロールを調整することで限りなくパッシブに近い音を出せる設計になっています。
    もちろんEQのコントロールを全開にしていただくと、アクティブの良さを全面に出しつつも芯が損なわれない音を鳴らしてくれます。

    これらの特徴により、かなり汎用的に音作りを行うことが可能となっています。
    また構造自体はジャズベースを基本としているためジャズベと同じ感覚でご使用いただけます。

    ちなみに残念なことに現在はすでに生産が終了しているため市場では手に入りにくくなっております。
    CPR STUDIOではAM J-5を使用してのベースレコーディングも可能となっておりますので、興味のある方はぜひご検討ください。

    まとめ

    5弦アクティブ仕様のためモダンな音作りを得意としていますが、そのポテンシャルの真骨頂はどんなジャンルでもカバー出来る汎用性の広さにあります。

    メンテナンスはCPR STUDIOの別階にあるギターリペア工房DNS-Draw a New Sound-にて行っており、常にレコーディングに最適な状態に保たれております。

    一本あれば大抵はどんなことができる。そんなベースがこのAM J-5です。

    アクティブ〜パッシブまで使い手の思うがままのサウンドを鳴らしてくれるAM J-5が弾けるCPR STUDIOはこちら

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