• レコーディングの際にご用意した方が良いお薦めアイテム
  • 2016/05/25
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  • レコーディングを行う方は全てレコーディング料金を抑えたいと言う思いは一緒だと思います。
    CPR STUDIOも同様でリーズナブルなレコーディングを行う事で、レコーディング以外の事に予算に掛けて頂きたい思いは一緒です。

    それではどうしたらレコーディング料金を抑える事が出来るか、1番のポイントはレコーディングの下準備です。
    レコーディング料金を抑えたい場合、レコーディングの下準備が不可欠となり、下準備に比例してレコーディング料金の増減が決まってくる言っても過言ではありません。

    今回はメジャーからインディーズまで数多くのレコーディング現場を経験するレコーディングエンジニアが現場を通して学んだ、レコーディングの際にご用意した方が良いお薦めアイテムをご紹介したいと思います。
    下記項目を全てご用意する事が難しい場合でも、いくつかご準備して頂けるだけでレコーディングの進み具合が変わってくるので一読して頂けたら幸いです。

    楽曲の構成表(構成譜)

    構成(イントロ~1A~1B~サビ~2A~2B~サビ~アウトロのような曲構成)、各セクション毎の小節数、コード進行、テンポ等と繰り返し記号は使用せずに構成が全て載っている構成譜が望ましいです。
    エンジニアは構成譜を元に収録箇所を確認したり、楽曲のディレクションをする際に使用します。
    プリプロやアレンジ段階からエンジニアが作業に参加している場合は別ですが、その他の場合はレコーディング当日に収録曲を初見する事もありますので構成譜は非常に重要となります。

    歌詞カード

    ボーカル録りは勿論、歌詞や楽曲イメージにサウンドを近付ける際にも必要な物となり、構成譜同様に繰り返し記号を使わずに全ての歌詞が記載されている状態が望ましいです。
    各セクション(イントロ、1A、1B、サビ等)も記載してありますと非常に見やすく、メンバーとエンジニアとの情報共有も深まります。
    手直しする際にコメントを追記する事もあるので各行に適度な行間が空いた構成が望ましく、メンバーやエンジニア以外にも少し多めにご用意しておく事をオススメします。

    プリプロデータ

    プリプロデータは各パートの頭出しを揃えた形でのwavもしくはAIFF、もしくはPro Toolsセッションデータが望ましいです。(48khz/24bit以上推奨)
    Pro Toolsセッションデータでご用意される場合、マーカーやテンポや小節情報を記載されていると作業がスムーズに行えます。

    プリプロデータを聞きながら収録する事でグルーブがある仕上がりになり、収録箇所に録りこぼしがないようにチェックする際に必要となります。

    ボーカル録りにはガイドメロディー(MIDI)もご用意頂けますと、収録時に音程が取り易く仕上がりも良くなり、収録後にピッチ修正を行う場合もガイドメロディーをご用意して頂いておりますとスムーズに作業を行う事が出来ます。

    聴き慣れたクリック音

    収録で使用するクリック音はカウベル、デジタル音など基本的なクリック音はご用意しておりますが、ご自身が収録しやすいクリック音があればご用意頂ければと思います。
    3種類(表用、裏用、アクセント用)ありますとスムーズな収録を行いやすいクリック環境が出来るかと思います。

    普段使用されているイヤフォン、ヘッドフォン

    当スタジオではドラム録りにて無音部分でのクリック漏れや収録中にヘッドフォンが外れる事を考慮してイヤフォンのご使用を推奨しており、普段ライブ等で使用しているイヤフォンご用意頂ればと思います。
    ボーカル収録も同様で、ブレスや息づかいなどのニュアンスを確認する際にご自身のヘッドフォンを使用される方が多い傾向です。

    ミックスやマスタリングのチェックの際も各種モニタースピーカーやヘッドフォンにより聞こえ方が変わってくるので、普段使用されているイヤフォンやヘッドフォンを使用する事でご自身のモニター環境と近い環境で確認を行う事が出来、理想のサウンドに近付けます。

    仕上がりイメージとなる音源

    ミックスやマスタリングの際に仕上がりイメージとなる音源をご用意頂きスタジオモニター環境で比べる事で、音圧や各ソースのバランスなどを納得行くまで突き詰める事が可能です。
    可能であれば製品版CDであると好ましいです。(MP3などの圧縮音源は不可)

    記憶媒体(USBメモリースティック、外付けHDD)

    収録曲のラフミックス、2ミックス、マスタリングを行ったマスターファイル(DDPファイル含む)や各種バウンスデータをお渡しする際に必要となります。
    ファイルストレージ等にてお渡しする事は可能ですが、USBメモリースティックなどの記憶媒体に保存する方法がダウンロードを忘れる事もなく確実です。

    また上記プリプロデータをお持ちになる際もファイルストレージと併用して記憶媒体にてお持ちになる方が確実です。
    容量の大きいセッションのお渡しの際は外付けハードディスクドライブをご用意頂ければと思います。(1曲辺りデータ目安は10GB(48khz、24bitの場合))
    当スタジオではUSB 2.0、USB 3.0、FireWire400、FireWire800、Thunderboltの接続形式が使用可能です。

    まとめ

    当スタジオではお客様に熟練エンジニアとプロ仕様機材でのリーズナブルなレコーディングを行って頂けるように定期的に情報を配信していきたいと思います。

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