• ギター(SCHECTER AR-07)を導入しました。
  • 2017/05/07
  • Category:

  • ギター(SCHECTER AR-07)を導入しました。

    現代のギター史において、7弦ギターというものは最早特殊な位置づけではなく標準なものとなっています。
    圧倒的な低音の抜けを実現したこのギターは正に現代のヘヴィネスといっても過言ではありません。

    ダウンチューニングの低域の奇麗な輪郭と音抜けを意識したギターサウンド


    SCHECTER社より発売された、アクティブピックアップ搭載の7弦ギターがこのAR-07です。
    Low Bの音というのは、音の輪郭をはっきりさせ辛くベースの帯域と被ってくることもあり扱いの難しい音です。
    しかしこのAR-07は7弦構造且つアクティブ回路(ピックアップを稼働させるのに別で電源を必要とする。電池駆動となりその分ノイズレスで高出力シグナルが特徴)のピックアップを搭載しているので圧倒的な低音の分離感を実現しています。

    ただ闇雲にダウンチューニングをすると、輪郭を失いただのノイズにも聴こえてしまう危険性を孕んでいまが、AR-07は設計の段階から低域に綺麗な輪郭を持たせることを想定して作られていますので、近年のヘヴィネスな音楽と最高のコンビネーションを発揮してくれます。

    元々ギターという楽器はそこまでの低い音を出すことを想定してはいません。
    低い音を出せる設計で作られていないギターでこの帯域まで下げようとすることは無理がありますが、AR-07を弾いてもらえればいかに計算されて製作されているかお分かりいただけると思います。

    低域にばかり着目して話を進めてしまいましたが、7弦を除けば普通のレギュラーチューニングのギターであり音の張りや抜け等を決して失っていないということです。
    クリーンでカッティングをしても気持ち良くアルペジオなどの繊細なフレーズも綺麗に鳴らしてくれます。
    一般的なジャガータイプに見られる特徴を残している点もこのギターの武器なのです。

    まとめ


    低域から高域までを全て綺麗に鳴らせるということは、つまりはどんなタイプのアンプとも相性が良く、どんなジャンルでも使うことができます。
    一見して変態的とも思える7弦ギターですが、その中に置いて圧倒的に癖が少なく非常に使い易いギターがAR-07です。
    弊社エンジニアが選ぶ7弦ギターだけにレコーディングに置けるカバーリングの広さがこのギターの強みであり、スタジオ別階のギターリペア工房DNS-Draw a New Sound-にて定期メンテナンスを行っており万全のコンディションでご用意しておりますので是非お試しください。

    ダウンチューニングの良さを最大限に生かしたサウンドでレコーディング出来るCPR STDIOはこちら

Pocket