• Pro Tools HDがプロ現場で選ばれる理由とは
  • 2015/12/16
  • Category:
  • 1538550_1618221991731442_1845370878_n
    レコーディングスタジオで100%に近い割合で使用されているのがAvid Pro Tools。
    Pro Toolsシリーズには無料版のPro Tools First、宅録向けのPro Tools(LE)、そしてプロフェッショナル仕様のPro Tools HD(HDX)が用意されております。

    プロフェッショナル仕様レコーディングスタジオの99%に導入されているのがPro Tools HDと言っても過言ではない程のシェア率を誇っており、
    今回は何故Pro Toolsではなく、Pro Tools HDが採用されるのか、その大きな2つの理由をご紹介したいと思います。

    DPSパワーにより圧倒的な処理能力

    IMG_8858
    Pro Tools HDはPCI Express (PCIe)のDSPにより処理を行っている為、非常に多くのトラックやプラグインを使用する事が可能です。
    楽曲によっては100トラック以上のデータが存在する場合もあり、DSP処理ならではの処理スピードは本当に圧巻です。
    また最近はハイレゾ対応のレコーディング依頼も増えており、96khz/32bitのような高サンプリングレートでもレコーディングを行う事が出来ます。

    一方、Pro Tools(LE)はCPUベースに処理を行っており、CPUの処理スピードに依存する形でシステムが動作する仕組みとなります。
    CPUベースでの処理を行う場合、使用出来るトラック数やプラグイン数に限界が発生し、思うようなレコーディングやミックスを行う事が出来ません。
    またCPUに負担が掛ると処理スピードの低下や最悪の場合はシステムダウンになる割合も多くなり、レコーディング自体が儘ならくなります。

    ストレスなく安定した環境で作業を行う事はレコーディングスタジオとして当然で有るべき姿であり、その環境を実現するのがPro Tools HDであると考えます。
    CPR STUDIOはDSPカードを3枚搭載したProTools HD3 Accel Systemを使用しておりますので大規模セッションもレコーディングやミックスが可能です。

    最高のテイクを生み出す少ないレイテンシー

    IMG_9285
    コンピューターを使用した全てレコーディングの場合、必ずレイテンシー(遅れ)が発生しますがPro Tools HDは処理をDPSを行う事でレイテンシーが殆どありません。
    CPUベースの場合はトラック数やプラグイン数が増えるに従って処理負荷が大きくなり、バッファサイズを上げる事で対応しますが、
    バッファサイズを上げるとレイテンシーが多くなり、レコーディング中のプレイとプレイバック音に遅れが聴覚上でもわかるようになり忠実なレコーディングを行えません。
    最高のテイクを最高の状態でレコーディングを行うには限りなく少ないレイテンシーが必須条件です。

    まとめ

    11849242_405468502980760_755581734_n
    Pro Toolsには業務的に必要なtab to transient(タブトゥートランジェット)やスマートツールなど多くの機能が搭載されていたり、
    Macとの相性も非常に良くトラブルが発生しにくい所もレコーディングスタジオが選ぶ理由だと思います。

    Pro Tools HDで安心安定な環境でレコーディングを行うCPR STUDIOはこちら

Pocket