• ギター用エフェクター(VOX V847(USA製))を導入しました。
  • 2017/05/02
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  • ギター用エフェクター(VOX V847(USA製))を導入しました。

    今では当たり前となっている、ギタリストの定番ペダルであるワウペダル。
    そのパイオニアといえる存在がこのV847です。ファンキー、ブルージーといったエッセンスが加わることで、貴方のフレーズの魅力をさらに引き出してくれます。

    VOX V847とは


    VOX社が1967年に発表した、ワウペダルの元祖とも言えるV846。
    その後継機として発売されたのが、このV847です。ワウペダルを普及させた功績を踏まえると、このV847は正に定番のワウペダルであると言えます。
    音を「ワウワウ」と変化させることのできるワウペダルですが、これは強調する周波数をペダルの踏み込んでる角度により変化させることで可能になっています。

    周波数が変化することで、音の高さが変わって聴こえる現象は、救急車のサイレン等を想像してもらえればわかりやすいかと思います。
    音源が近づく時と離れる時で、音が段々と変化していくことをドップラー効果と言います。
    厳密には違うのですが、そのような効果をワウペダルはコントロールすることができると思ってもらえればイメージが掴みやすいと思います。
    その特性から、ファンキーなカッティングや、ブルージーな歌い回すフレーズには素晴らしい効果を発揮してくれます。

    チャカポコと形容されることも多いのですが、V847をリズムに合わせて踏み込みながらカッティングすれば正にイメージ通りのフレーズを演奏することができます。実際に使ってみると、思わずファンキーなカッティングがしたくなると思います。
    またファズ等のリードトーンへのかかりも良く、ソロでワウをかけていつもと違うニュアンスを出すといった際にもオススメです。ワウペダル全般に言えることなのですが、一度踏めばいい他のペダルとは違って、常に踏み続けなければワウワウという変化は得られません。
    操作に若干の慣れが必要なのですが、その点もこのV847は素晴らしく、初めて使う方でも操作がしやすくなっています。

    そして、CPR STUDIOに常設してあるV847は、当スタジオエンジニア監修の元、トゥルーバイパス化、ON時にLEDを点灯、
    アダプタジャック増設(USA製のため)、ジャックをスイッチクラフト製に交換。電源は18V化、配線材も音質に拘り交換と、多くのモディファイ(改造)しております。

    空間系のエフェクト等とは違い、ワウペダルの操作も演奏の一部であるためにDAWでプラグインをかけるようなやり方には向いていません。
    当スタジオ常設のV847をお使いいただければ、素晴らしい効果を体感していただけることと思います。是非お試しください。

    カスタム仕様にモディファイされたワウを常設するCPR STUDIOはこちら

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