• コンプレッサー(Retro Instruments RETRO 176)を導入しました。
  • 2017/07/26
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  • ビンテージ名機を現代版にリビルドし圧倒的な歪みの少なさを実現したコンプレッサー(Retro Instruments RETRO 176)を導入しました。

    時代を超越したハイブリッドな真空管コンプレッサー




    北カリフォルニアを拠点とするRetro Instrumentsは入手困難なビンテージ機材をベースに現代に合わせた機能を付加してリビルドするメーカーで海外スタジオでは定番メーカーと位置付けられています。

    RETRO 176はUniversal AudioのBill Putnamが設計した176(UREI 1176の原型となったモデル)を元にクローンされた真空管コンプレッサーです。
    アナログライクなデザインと1960年代サウンドと最新技術を組み合わせた自由度の高いサウンドメイキングで、グラミー賞を受賞したクリスロードアルジを始めとした世界中のエンジニアを魅了している1台です。

    1176同様の手に馴染む大型ノブは感覚的にインプットとアウトプットを決められるので音作りも行いやすいのが特徴で、アタックタイムは0.1〜2ms、リリースタイムも27〜572mと早い設定も可能でレシオはオリジナルと同様の4種類(2:1、4:1、8:1、12:1)から選択出来ます。

    現代に合わせた付加機能としては2.2khzまで対応したサイドチェインハイパスフィルター(HPF)、サウンドカラーを位置付けるインターステージトランス、正相成分または位相成分のみにリダクションさせるアシンメトリー機能、ハードワイアーバイパスを搭載。

    ボーカルには深めにリダクションしても歪まずクリーンで自然なコンプレッションで、スネアには前段にUniversal Audio 1176LNをインサートして纏めてからRETRO 176の真空管で暖かさとインターステージトランスをオンにして抜けの良いサウンドに仕上げます。

    まとめ

    まだ日本ではあまり見掛けることが少ない機種ですが海外スタジオで圧倒的な支持を得るクオリティーには圧巻で、1度使うと病み付きになるレコーディングエンジニアも多いのも事実です。
    プラグインでは再現出来ないサウンドを是非ご利用ください。

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